メンズ向けハイジニーナ脱毛 情報サイト

ハゲていることがなぜ恥ずかしいか

ハゲ 脱毛情報・ニュース

最近、薄毛が心配になってきました。ハゲたらどうしよう。
もしハゲてきたらきっと私は“恥ずかしい”と感じるでしょう。
一方で、ワキ毛や腕毛などのいわゆるムダ毛は、毛が生えている(多すぎる)ことを“恥ずかしい”と感じます。

頭髪は「少ないと恥ずかしい」、ムダ毛は「多いと恥ずかしい」同じ体毛なのに「恥ずかしさ」を感じる状況は正反対ですね。

今回はハゲの問題を中心にこの「恥ずかしい」という感情について、考えていきます。

恥ずかしいって何?

「恥ずかしいという感情(=恥)」は、私たちが日常生活において、たびたび感じる不快な感情であることは、体感的に理解していると思います。

それでは、私たちはいつ恥を感じるのでしょうか?

恥に関する説明で最も一般的なのは「他人の前で、自分がみっともなく見えるときに感じる感情」ということです。

「高級レストランで、周りの客が上品な服装をしているのに、自分だけカジュアルな服装で来てしまった」
「ズボンが破けてるのに気づかず街を歩いていた」
「スターバックスで注文の仕方が分からない、しどろもどろになってしまった」

などなど、自分の経験を振り返るだけでも、恥を感じる状況はたくさん思い浮かべることができます。

これらの例のように「自分が他者と比べて劣っている」あるいは「自分が秩序を乱している」という状況で抱く不快な感情が恥なのです。

「何が劣っているか」「どんな行動が秩序を乱すか」は、その共同体によって異なります。大きい単位では、国や宗教による違いがありますし。東京と大阪でエスカレーターの並ぶ位置が異なっている、飲食店でその店の独自ルールがある、というような小さい単位でもこのような違いはあります。

日本は「恥の文化」

日本文化は「恥」に関する意識が敏感であると言われています。

アメリカの文化人類学者 ルース・ベネティクト(1887-1948)は、日本文化を記述した著書「菊と刀」において、欧米の文化を「罪の文化」日本の文化を「恥の文化」として対比しました。

「罪の文化」は、キリスト教の文化圏(欧米)において、宗教の規律を守ることが重要とされており、それに反する行動を行なった場合には、「神がいつも自分を見ている」ため自分自身の中で、罪の意識に苛まれることになります。

一方で「恥の文化」において強く意識されるのは、神の目ではなく「世間の目」です。集団主義的意識が強く、他者から批難されることを避けるために、規律を守るとされています。

そのため、日本文化において人は、他者の目を強く意識するため、恥の意識が強いと言われています。

※「菊と刀」は1946年に出版されたもので、戦時中の調査だったこともあり、内容に否定的な意見もありますが、頷ける部分もあると感じて、紹介させていただきました。

ハゲはなぜ恥ずかしいのか

それでは、冒頭の疑問に戻ります。

ハゲが恥ずかしいと感じる理由は「自分が他者と比べて、少数派である」また「美しくない」と感じる劣等感によるものだと考えられます。日本の成人男性の3人に1人がハゲと言われています。若い世代だけを見れば、この割合はもっと少なくるため、特に若い世代の男性は、少数派である薄毛に劣等感を感じるのでしょう。
また、生物学的に異性にモテるためには、健康的であることが重要ですが、ハゲていることにより、不健康に見えることから「女性にモテない」→「劣等感を感じる」という要因もあると考えられます。

一方で、ムダ毛が多いことが恥ずかしい理由については「見た目が美しくないことによる劣等感」や「他者と比較して悪目立ちする」ことが要因だと考えられます。

【まとめ】ハゲていたっていいじゃない!

今回は、ハゲをの問題を中心に、恥ずかしいという感情について考えました。
ハゲが恥ずかしいと感じる理由についても説明しましたが、これは、現状の価値観における話です。

ジェイソン・ステイサムのような、ハゲていても清潔感があり、かっこよく、自信に満ち溢れている人もいます。

現代社会においては、多様性を受け入れることの重要性が認識されてきています。LGBTや障がい者の方への意識もポジティブに変わってきました。
ハゲに関しても「ハゲはみっともない」という、自分では応えられない価値観を押し付けられて、自分に価値がないように思ってしまうような社会に問題があるのではないでしょうか。

ハゲが個人の「ちがい」の一つとして受け入れられる社会になっていくことを、ハゲルーキーの1人として、願ってやみません。

最後までお読みいただきありがとうございました!今後も、ハイジ男子に関する情報を発信していきますので、書いて欲しい記事や、ご質問があれば、お気軽にご連絡ください!

AGA治療のゴリラクリニック

コメント

タイトルとURLをコピーしました