ハイジ男子が考える鬼越トマホークの素晴らしさ

7月11日のニッポン放送で『鬼越トマホークのオールナイトニッポン0(ZERO)』が放送されました。
5月23日の第１回から、２ヶ月足らずで２度目のパーソナリティに起用され「鬼越らしさ全開」で最高に面白かったです。

「オカダカズチカは全然面白くない」「金ちゃんの親父小指ない」など、パンチラインの連発で、次はどんなこと言うの？と期待せずにはいられない気持ちで夢中で聞いていました。

以前、このブログで「ぺこぱ」の「否定しないツッコミ」の素晴らしさについて書きましたが、鬼越トマホークは、その真逆とも言える毒舌が持ち味のスタイルです。

今回は私が考える鬼越トマホークの素晴らしさについて書いていきたいと思います！（脱毛は関係ありません！笑）

鬼越トマホークのすごさ

私が考える鬼越トマホークの素晴らしさは大きく２つあると思います。

それは「マーケティングと自己プロデュース」「クリティカルな発言と見た目の相性」です。

「マーケティングと自己プロデュース」

鬼越トマホークの素晴らしさの１つ目は「マーケティングと自己プロデュース力」だと思います。
マーケティングとは、ざっくり言うと「顧客が求める商品を見極め、その価値を届ける一連のプロセス」を示す言葉です。
市場を調査し、需要があるものを見極め、商品を作り、広報し、顧客に届ける、という一連の流れがマーケティングです。

鬼越トマホークは、破天荒で本人たちがやりたいことをただやっているように見えますが、インタビューを読むと、その芸風が今のお笑い業界で、需要があり、競合が少ないと感じて、その芸風を貫いているように感じました。

7月14日のマイナビニュースのインタビューにおいて、金ちゃんは、
「『人を傷つけない笑い』ってありますが、逆張りで『毒舌で人を傷つける笑い』っていうのは僕らしかいないので、そこは崩さずに攻めたいなというのは正直あります。」
と話しています。

最近のお笑い業界では、ぺこぱの「否定しないツッコミ」や、お笑い第七世代の台頭で、他人を責めながら笑いをとることが減ってきていると思います。これは、コンプライアンス意識や、ダイバーシティが重要視される現代社会においては、当然のことだと思います。

このような流れの中で、鬼越トマホークは、その「逆張り」で、競合がいない「他人を批判する笑い」というスタイル（と、もちろんその実力）で、人気を獲得してきているように思います。

お笑い業界をマーケティングし、「他人を批判する笑い」に需要があり、それを供給する芸人が少ないと考え、自分たちの毒舌スタイルに徹していることは、非常に合理的な戦略ではないでしょうか。

クリティカルなメッセージとキャラクターの相性

鬼越トマホークの素晴らしさの２点目は「クリティカルなメッセージとキャラクターの相性」だと思います。

人が「発信する内容」と「キャラクター・見た目」には相性があると思います。
少し大げさな例かもしれませんが、尾崎豊やブルーハーツの甲本ヒロトが、ゴリゴリのマッチョだったとしたら、彼らのメッセージは、これほど人々の心に響いたでしょうか？

私は「NO」だと思います。なんだか弱そうな体型（ヒロトはガリガリ）でありながら、懸命にメッセージを叫んでいたから、人々に受け入れられた、という側面があるように感じます。

これは、芸人やタレントの芸風にも共通していると思います。

イケメン高身長の完璧な人が、毒舌を言っていたら、ぐうの音も出なくて、笑えないと思います。
鬼越トマホークと同じく「毒舌」を特徴としているマツコ・デラックスは、女装で巨体、という風貌で「なんだか尋常じゃない人が、めちゃはっきり物申してる」という印象で、人々にそのスタイルが受け入れられているのだと思います。

「毒舌」や辛辣な「あだ名」でどん底から再ブレイクを果たした有吉弘行も、見た目こそ大きな特徴はありませんが、ブレイクから一気に転落し、苦労した過去を知っているから、その毒舌が、より面白く受け入れられているのだと思います。

鬼越トマホークの見た目は、完全に反◯会的勢力です。特に坂井良多さんは、スキンヘッド・ヒゲ・大柄の３拍子で「社会的にマイノリティだったんだろうな」と勝手に想像してしまう風貌です。

このように尋常じゃない見た目なので、やばい人がめっちゃ毒吐いている、と受け入れられているのだと思います。

なおかつ、その批判的な発言が的を得ているので、そのギャップが面白いのでしょう。「鬼越の喧嘩を止めた人が悪口を言われる」というくだりも、非常識な２人（鬼越）の喧嘩を止めた常識人が、意外に的を得た批判をされる、という点が笑えるのだと思います。

鬼越好きならこのラジオを聞いておこう！

鬼越トマホークとラジオの相性は最高です！ラジオはテレビより放送コードが緩く、かつ鬼越トマホークがラジオを舐めている節があるので、鬼越らしさ全開で最高に面白いです！以下に鬼越が出演したラジオをまとめますので、ぜひ聞いてみたください！

まとめ

今回は鬼越トマホークについて書いてみました！
ブレイクしてきて、番組で見かけることも多くなりました。この勢いで賞レースでも活躍してほしいですね。
M1グランプリ2020の最終決戦で、鬼越トマホークとぺこぱが残って、スタイルが真逆の２組で戦う熱い展開を期待しています！

最後までお読みいただきありがとうございました！今回は脱毛とは関係のないテーマでしたが、このブログでは、ハイジ男子に関する情報を発信していきますので、書いて欲しい記事や、ご質問があれば、お気軽にご連絡ください！